house-mur:大きな吹抜けのあるコンパクト二世帯住宅

閑静な住宅街に位置したゆったりとした敷地での二世帯住宅への建替え計画。玄関・浴室・客間を共有する、延べ面積約42坪(別途約六畳のロフト)のコンパクト2世帯住宅。キッチン・洗面スペース・トイレは独立で設置。1階の親世帯の間取りは、従前より暮らしていた間取りを踏襲。2階子世帯は、ゆったりとしたリビングを中心として個室・収納を機能的に配置し、コンパクトな床面積によりローコスト化を実現。

2階リビング
正面にひな壇状の本棚、本棚の裏にはロフトへと昇る階段。

上階にロフトのあるLDK

2階リビングダイニング
キッチンスペースの上部に、吹抜に面した開口部を持つロフト。
ロフトの手前には観葉植物用のスペースを設置している。本棚の左右より家事スペースに至ることが出来る回遊動線を実現。
ピスタチオグリーンの引戸により冷蔵庫・食器棚などをスッキリと隠すことが出来る。

3.5m天井高のリビング ピアノスペース

2階LDK
天井高さは高いところで3.8m。ダイニングスペースの脇にはピアノスペースを確保。
奥に見える2つの扉は、子供部屋へと繋がる引戸。

幅広メープルフローリング
床材には、巾広のメープルを採用。無節でスッキリとしていながら柔らかな触感。テーブルと奥の引戸はタモ材。

ロフトへ至る階段と階段状本棚

2階リビングよりロフトへ昇る階段。階段手前には、ひな壇状の本棚。

リビングに面する子供室

リビングに面する子供室
リビングに面した2つの子供部屋は引戸にて開放して一体感を。引戸の上部には2段ベッド状のベッドから利用できる小窓を設置。
子供室・ロフトを高い天井高のリビングに向かって配置することにより広がりを感じる。
子供室は約3.4 畳とコンパクトだが高めの天井高さと、リビングとの連続感により落着きあるスペースに。

■所在地:千葉県松戸市
■敷地面積:223㎡(67.6坪)
■建築面積:76.8㎡(23.2坪)
■延床面積:138.3㎡(41.8坪)
■別途ロフト:12.5㎡(3.8坪)
■構造:在来木造2階建て
※2世帯住宅(玄関・浴室共有)
※建替え
※回遊式家事動線
※小屋裏収納(ロフト)
※吹き抜け

当二世帯住宅の設計事例→ 間取り図link
40坪強の半分離型の二世帯住宅間取り図