納得コストには、「量」「人」がキーワード。
ポイント①面積をコンパクトに
間取りの工夫、断面計画の工夫により、コンパクトながらも広がりある空間づくり。
面積のコンパクト化により当然、「量」が減りコストダウンに。
一般的には、目安として、工事費=坪単価×面積であらわされるので当然面積(量)が減れば工事費も減るというもの。
ただし、一定値以下の面積になると、坪単価としては増額してくるので難しいところ。
ポイント②工事種類をコンパクトに
無駄な人件費がかからないように。「量」の問題とは別にわかりにくい点ではあるが、「人」に掛かるコストの割合は高い。こだわりのポイントは別として、適宜、既製品なども採用しながらコストに配慮。
材料の単価にばかり目がいっていると、実は施工に手間が掛かり、結局、コストが高くなってしまうということもあり。
ポイント③協力的な関係づくり
住まい手+設計者+施工者が3者一体となり協力しあって良い関係の中での家づくりを。
予算内での最大満足を実現出来るよう、お互いに知恵を出し合うことが大事。
コストダウンに際しては、見積書を厳しくチェックするというスタンスも大事だとは思うが、木を見て森を見ず。では関係性を崩すことにも。
WIN WINの関係であれば、当然、入居後の将来的にも良い関係を継続できる。
ポイント④コミュニケーション
上記を実現しコストを下げればいいだけではないのが難しいところ。
やはり、適材適所で予算をかけたいもので、適正バランスの予算配分をする必要があります。
そして、そのバランスのポイントを見つけるためには、建て主家族間、そして設計者・建築家とのコミュニケーションが大変重要です。
以上のポイントにバランスよく配慮しながら、ローコスト住宅の得意な設計事務所・建築家と家づくりを進めることにより納得コストでの住まいづくり実現できるのです。