白のMINKA hotel & cafe restaurant


白のMINKA メイン棟南側正面
ホテル・カフェレストランのライフスタイル提案型複合施設

グッドデザイン賞受賞


白のMINKAメイン棟 ホテルホール内観
北側に風車がある山々を望むゆったりとした内部空間

白のMINKA
ホテル(簡易宿所)・カフェレストランのライフスタイル提案複合施設
■外部リンク http://dlofre.jp/shironominka/
■カフェレストラン9sense dining http://www.dlofre.jp/9sense/

 


交差点を挟んだ2敷地内に計画された施設であり、ホテル(簡易宿所)とカフェレストランを主用途とする複合施設である。地域に根差す工務店が事業主であり、ライフスタイルを提案する施設であるとともに、地域発信・地域活性化に貢献することを意図した施設としてつくられた。スローでクリエーティブな雰囲気を感じることが出来る場となることを想定した。
メイン棟:敷地面積470.23㎡ 建築面積 192.31㎡ 延床面積272.65㎡ 木造2階建て アネックス棟:敷地面積254.01㎡ 建築面積 120.65㎡ 延床面積188.31㎡ 木造2階建て



北側からの遠景
右手:白のMINKAメイン棟 左手:白のMINKA ANNEX棟


白のMINKAメイン棟 西面
典型的な家型を採用したデザインとすることにより、主張し過ぎず、昔からそこにあったかのように感じる民家群そして集落とし、「地」となり、あくまでも、そこの景色・風景・環境が主となるような計画とした。建物間の「スキマ・ヨハク」が中心となるような施設配置計画とすることにより、旅先で体験する街並み・路地裏で、角を曲がる度に新たな風景を発見するような、そんな体験を感じられるような配棟計画とし、周辺環境を新鮮な目で感じることを意図した。 建物間から垣間見える風景を眺め、新鮮な目で、そして新たな視点にて地域環境を再認識してもらうことが出来る。主要な空間としての宿泊エントランスホールもカフェレストランホールも共に、家型の建物のスキマ的位置に配置されている。


白のMINKAメイン棟 南西面 民家が連なる情景をイメージ
新鮮で爽やかな気が流れる場により、五感と心を浄化。先入観や固定概念に囚われることのない純粋で素朴な視点から、地域の魅力を再認識・再発見することが出来る。さらに訪れた人々が、地域の将来未来に向けて、インディペンデントでクリエーティブな街づくりを展望することを期待している。pureでsimpleなライフスタイル提案を体感・体験することにより、インディペンデントでクリエイティブなライフスタイルを産み出す魅力的な機運を醸し出すことが出来ると考える。


白のMINKA ANNEX
細いアプローチを通じ中庭へと至る


白のMINKA ANNEX 東側外観
メイン棟と同様に、分棟状の建物配置としている。
スキマ空間により、あらたな視線を生み出し、空間を魅力的にする。


白のMINKA ANNEX
ピロティ―の奥 裏庭は枯山水風ガーデンとし、深い森とあいまって静謐な空間となっている。


白のMINKA ANNEX 2階デッキ廊下
メイン棟と同様に、分棟状の建物配置としている。
ホワイト系の仕上で構成し、民家集落の街並みをイメージさせている。


9sense dining
9センスダイニングでは、体に優しくて、素材本来の旨味を堪能できるランチをはじめ、ストウブ鍋をメインとしたコース料理もご提供。
ウェグナー、コーアクリント、オーレヴァンシャー、ポールヘニングセンなどの家具デザイナーの北欧家具をはじめ、北欧ヴィンテージ家具、北欧照明、イッタラ、マリメッコなどの北欧デザインの雑貨などでコーディネートされた北欧デザインを体感できる空間です。
カフェレストラン FBページ  http://www.dlofre.jp/9sense/


SIRONOMINKA 2階デッキスペース 家型の建物の間から、北側の山々を望む。
あたり前だったはずの風景・環境に気づき、地域の魅力を再認識し、ローカリティ―を活性化させる施設。pureでsimpleなライフスタイル提案を体感・体験することにより、インディペンデントでクリエイティブなライフスタイルを産み出す魅力的な機運を醸し出すことが出来ると考える。

SIRONOMINKA
ホテルロビー

SIRONOMINKA
宿泊室


建物内には、北欧ヴィンテージ家具・古材・アートディスプレーなどを配し、シンプルな空間を演出している。